by masaki77411
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今日はアメリカでの代表的なフォイルワークの例を紹介していきます。
ハイライトやローライトなどのフォイルワークは日本でもポピュラーになりましたね。お客様の選択肢が増えた事は、私達スタイリストにとってとても嬉しい事です。とくに『VIVI』や『JJ』などの雑誌では殆どのモデルがワンプロセスのカラーではなく、ハイライト&ローライトの組み合わせで立体感を考えたデザインのカラーをしていることが分かります。最近では若年層のモデルだけではなく『IN RED』などの大人の雑誌でも、やり過ぎないハイライトとローライトの陰影による上品なカラーが目に付きます。 90年代以降のカラーリングブームまで遡って考えると、ただ明るいだけで差別化する時代から、ワンプロセスカラーによる面のツヤの時代、そこに明るさで立体感を加えたハイライトの時代、それと同時に、そこに効果的に陰影をつけるためのローライトの重要性を認識した今のカラーリングまでを必然の流れとして見ることが出来ます。カラーリング技術の上達と共に、お客様の目も成熟してきているのがはっきりと分かります。 まず意外と知られていないのが、アメリカ人女性には生まれながらのブロンドが少ないという事です。パリス・ヒルトンやジェシカ・シンプソンのようないわゆる『青い目にブロンド』といったイメージはアメリカ人男性にとって憧れ王道ど真ん中のスタイルで、女性にとってはモテヘアーなわけです。人種が多様な事もあり、こちらのファッションは、日本ほどモードや雑誌などの流行の影響を受けにくくみんな自分のスタイルを持っているのですが、『青い目にブロンド』のこの最強コンボはアメリカ人女性(とりわけ白人)にとって、永遠の流行のようです。 そこでフォイルワークの登場です。1センチ以内でスライスを取り、5ミリ以内の細かい間隔で70%以上の割合でハイライトを入れていきます。そうすると完全なブロンドではありませんが、地毛との陰影のバランスが絶妙な『ブロンドスタイル』が造れます。毎回同じプロセスで繰り返しこの施術を行うと、3回目以降からは毛先のほうから順にブロンドのパーセンテージが上がっていきますので、根元とのバランスを考えてローライトを徐々に加えていきます。この方法が一番ナチュラルにブロンドにチェンジする方法だと思います。 またこのハイライトの方法を応用して、黒染めしてしまった髪をを明るいブラウンにチェンジする方法もあります。アメリカでは日本人をはじめとした『エイジアンの黒髪』はエキゾチックで魅力的だとよく言われます。実際、日本から移住してきた若い女性は日本で入れていた明るいカラーを黒髪に戻すといった流れが、良く見られます。みなさんも経験があると思いますが、黒染めしてしまった髪は、ブリーチ意外では明るく出来ません。とりわけ日本では入学シーズン、就職&就職活動シーズンには「明るい髪→黒髪→明るい髪」といったプロセスを望むお客様が多いと思います。そんなお客さまには、ブリーチでハイライトを上記のプロセスで70%以上の割合で入れた後、先日紹介した『REDKEN SHADE』などのカラーをかぶせると自然なブラウンまで落とす事が出来ます。黒染めされていた髪が上手くローライトとして活きますし、ワンプロセスではないので面でのムラも見えません。 他にも色々と方法はありますが、フォイルを使った場合、このやり方が安全かつ成功率が高くスタイル的にも不自然ではないので、難しい黒染めからのカラーチェンジに適していると思います。他にもいい方法があればまたみなさんコメント下さい。
by masaki77411
| 2006-04-18 06:16
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